ETA’S VISA

短期観光ビザでオンラインで申請ができるものをETA’sビザといいます。
最長3ヶ月まで滞在することができ、この期間中であれば語学学校やオケイコの学校へ行き学ぶことも許可されています。労働はどのような形態(無給・有給)であれ許可されていません。
滞在期間中、学校と旅行を組み合わせるなどして、有意義に時間を過ごすことができるようスケジュールを組むと良いでしょう。

ETA’sビザは一度の申請で12ヶ月間有効のビザが発行されます。有効期限内であれば一回の渡航が3ヶ月までであれば何度でも出入りすることができます。

●ETA’sビザの概要

ビザタイプ電子渡航許可タイプ(e-Visa)
パスポート申請対象国の、有効なパスポートを保持していること
ビザ有効期限ETA許可日から12ヶ月、またはパスポートの有効期限満了日まで(有効期限が1年未満のパスポートで申請した場合)のいずれか短い日まで
滞在期間1回の訪問につき、最長3ヶ月まで
入国期限ビザが発給されてから12か月以内にオーストラリアへ初入国すること。
一旦入国したらビザが有効な限り、何度でもオーストラリアを自由に出入り可能。
渡航回数制限有効期限内であれば、複数回渡航することが可能
就学最長3ヶ月まで
就労不可
航空券有効なETA'sビザがある限り、片道航空券のみでも渡航可能
申請方法航空会社または旅行代理店を通じて申請するか、オンライン申請のいずれか

※上記概要は2020年5月1日現在のものです。

Patonga NSW

ETA’sビザでできること

ILSC Sydney

就学(学ぶ)

就学またはトレーニングは滞在中の3ヶ月まで認められています。修学期間がこの期間以上になる場合は、別途ワーキングホリデービザもしくは学生ビザの取得が必要です。

就学には語学学校やオケイコを学ぶ学校も含まれ、学生ビザでの就学のように政府認定校である必要はありません。またETA’sビザでの滞在期間を通して3ヶ月までの就学と規定されているため、学校を変更したり時期を分けたりしても構いません。

限られた期間しかありませんので、得たい技術や能力を考えて、オーストラリアだからこそ出来ることを学びたいものです。

ホームステイ

短期間のシドニー滞在をより有意義に、そして現地の生活を垣間見るためにも、滞在方法はホームステイがお勧めです。英語力の向上やブラッシュアップを目的とすれば、より高い表現力を耳にすることができるでしょう。

また毎日の生活を通して、オーストラリアの生活様式や習慣を体験することもできます。食文化の違いを楽しみ、オーストラリア人のおおらかさに触れ、南国大陸の気候もEnjoyしてください。短い滞在期間でもホテル滞在とはまた違った視点でシドニーを見ることができるかと思います。

ホームステイとは一口に言っても通常のホームステイ滞在だけではなく、教師宅で泊まる教師宅ホームステイ、親子で滞在を楽しむ親子ホームステイ、就学児が単独で渡航する未成年ホームステイ、そして滞在先ホストファミリーと一緒に料理をしたりお菓子を作ったり、ブッシュウォーキングへ出かけたりというプログラムもあります。

語学学校と組み合わせたり、オケイコや習い事をしてみる、またホストファミリーと一緒に何かをしてみるというのも短期留学を充実させるためのコンテンツです。

Conservation Volunteer

ボランティア活動

ETA’sビザでの滞在中、ボランティア活動への参加が許可されています。オーストラリアは奉仕大国ですから、ボランティア団体も多く、特にシドニーでは非営利団体(NPO)だけではなく営利団体も多数参加者を募集しています。

動物保護団体や障がい者団体、環境保護団体、老人保護団体など非営利団体だけでもかなりの種類に上ります。営利団代ではイベント設営や教育現場、メディア業界のPRやマーケティングなど多岐にわたる分野で募集が行われています。

老若男女を問わずオーストラリア社会に溶け込んでみたい短期渡航者にはおもしろい体験となるでしょう。参加日数は1日から数ヶ月まで様々です。

旅行(ラウンド)

ETA’sビザでオーストラリアに滞在中、旅行に出かける時期や時間に制限はありません。滞在中は連続でも単発でも旅行をすることができます。日本の21倍の面積を誇るオーストラリアは観光名所だけでもたくさんあり、世界遺産だけでも19箇所にのぼります。歴史は浅いながらも自然に恵まれた大地を巡る旅行も楽しいでしょう。

大きなバックパック(リュックサック)に必要な日用品を詰め込み、町から町へと渡り歩くのも大国オーストラリアに着たからこそできる旅の仕方です。

移動手段としては、飛行機、長距離バス、電車、自家用車・バイクなどがあります。目的地まで往路は飛行機で行き、帰りはバスや電車を組み合わせるなどして、小さな町を通過しながら車窓の眺めを楽しむのも旅行(ラウンド)の醍醐味です。

Port Douglas QLD

オーストラリアの世界遺産

●文化遺産(3箇所)

  • 王立展示館とカールトン庭園 – (2004年)
  • シドニー・オペラハウス – (2007年)
  • オーストラリアの囚人遺跡群 – (2010年)

●複合遺産(4箇所)

  • カカドゥ国立公園 – (1981年)
  • ウィランドラ湖群地域 – (1981年)
  • タスマニア原生地域 – (1982年)
  • ウルル=カタ・ジュタ国立公園 – (1987年)

●自然遺産(12箇所)

  • グレート・バリア・リーフ – (1981年)
  • ロード・ハウ島群 – (1982年) 
  • オーストラリアのゴンドワナ多雨林群 – (1986年)
  • クイーンズランドの湿潤熱帯地域 -(1988年)
  • 西オーストラリアのシャーク湾 -(1991年)
  • フレーザー島 -(1992年)
  • オーストラリアの哺乳類化石地域(リヴァーズレー/ナラコーアテ) -(1994年)
  • ハード島とマクドナルド諸島 -(1997年)
  • マッコーリー島 -(1997年)
  • グレーター・ブルー・マウンテンズ地域 -(2000年)
  • パーヌルル国立公園 -(2003年)
  • ニンガルー・コースト -(2011年)

Kakadu Escarpment NT