世界で最も美しい港街 シドニーを徹底解剖!!

多国籍文化がバランスよく溶け込む街

オーストラリアで最も歴史のある最大の都市シドニー。人口約440万人の国際都市だ。世界三大美港のひとつとして、世界中からの旅行者や留学生、移住者を魅了する。

ハーバーブリッジやオペラハウスは世界的にも有名だが、こられがあるシドニー湾を中心にビル群、民家の赤い屋根、水に揺らめくヨットのコントラストは息をのむ美しさだ。都心部から西に100㎞、世界遺産のブルーマウンテンがそびえ、世界でも有数の美しいハーバーがあり、市外から近郊にかけてはどこを訪れても見事なビーチが何十も点在している。

多種多様な文化、変化に富んだ食材、そして一流の現代建築と植民地時代の建築が織りなす活気のある都市景観、そして住む人々のフレンドリーでエネルギーに溢れた飾らない魅力がある。オーストラリア政府の発表(2011年Census)では、出生地がオーストラリア以外のシドニー人の割合は全体の40%、家庭で英語以外の言語も話す人が35.5%もいる。この数字からもいかにこの都市が多国籍民族から成り立っているかわかるといえよう。

「世界で最も美しい街」に選ばれるシドニーは、多彩な世界各国の文化を融合させながら、オーストラリア独自の美しさを守りつつも、新しい文化を取り入れ進化する街として訪れる人々を魅了しているのだ。

Sydney Cafe
Sydney Cafe
Sydney Dine Out
Sydney Country
Sydney CBD
Sydney CBD

オーストラリアの東海岸に位置するシドニーは、街を南北に分断する形で、真ん中に世界三大美港のひとつに数えられるポート・ジャクソン、通称シドニー湾が横たわる。

大都市なのに、青く光る海を囲むような丘陵の連なりで街が構成されているのがこの街の特徴だ。河口に広がった平野部に発展した他の大部分の港湾系大都市と違い、入り組んだリアス式海岸の入り江と背後に連なる丘を利用して街が面ではなく点でつながって発展してきた。必然的に自然環境を生かせる条件が揃っており、それぞれの入り江を中心に街が広がるのが地理的に見ても個性的で美しい。

英国の歴史を思わせる街並み、そして近代的な高層ビル、自然あふれる広々とした公園、テラコッタのオレンジ屋根、そしてこのシドニー湾を行きかうフェリーやクルーズ船、その航路に立つ白い波や真っ青な空、すべてのコントラストが美しい風景を創り出している。

日本人にとって馴染み深い景色はオペラハウス。確かに街の象徴だが、実はすぐ側にあるハーバーブリッジが奥深い。

近代的な高層ビルが立ち並ぶそのすぐ横から突き出した感のあるこのブリッジは、花崗岩で覆われた重厚な橋脚、プリッジ上部の構造に趣がある。歴史的建造物の趣である。

赤茶けたレンガを身に纏うその存在はひときわ光彩を放ち、周辺の住宅全体が調和を取ったように赤茶色のれんが中心で構成されており、緑の中に点在する赤茶と青い海、そしてダウンタウンのハイテクビルのコンビネーションが美しい。

この橋の良さは上を走るときではなく、下を船でくぐるときでもなく、両岸の付け根から見上げたときに発揮される。是非とも橋の真下まで足を伸ばして欲しい。

以下一覧表のように、シドニーは日本と同じように四季がある。日本のグラフから一番気温の高い部分と低い部分、それぞれを削って曲線にすればシドニーの気温グラフが出来上がるといえばわかるだろうか。

よって「オーストラリアは熱い」という思い込みで渡航すると、冬は絶対に風邪をひくことになるから気をつけたい。降雨量は年間を通して非常に少なく、湿気も少ない。干ばつはオーストラリア全土で定期的に発生するものだが、干ばつの如何に関係なく各家庭、各人がそれぞれ水の無駄遣いをしないように生活するのがこの地では常識だ。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
平均最高気温(℃)28.428.126.623.920.818.317.619.522.524.325.327.4
平均最低気温(℃)19.319.417.814.311.28.97.88.711.613.715.817.9
平均降雨量(mm)84.4109.866.089.288.275.863.556.752.764.976.258.0
平均降雨日数7.67.77.66.97.76.96.34.45.57.17.86.8

サンサンと輝く太陽の下、われらがオージー(オーストラリア人)たちは毎日楽しいことを探して生きている。大都会らしい生活をしながら、同時に都会らしくない自然体をも求めるのがシドニーっ子だ。

コンサートにライブ、美術館めぐりなど都会だからこそ受けられる文化的恩恵を享受しながらも、ビーチへ出かけてサーフィンや読書、日光浴に時間を割く。ワイン片手にホームパーティやバーベキュー。仕事帰りは運動靴に履き替えビーチ沿いをトレッキングしたり、ゴルフをしてから夕食をとったり。

都会だからこその生活がここではできる。そしてすぐそこにある自然にも手が届く。当たり前のように仕事をし、当たり前のように余暇を楽しむ。仕事から離れると、とにかく一日が長くてゆったりした時間が流れていくのもシドニーらしい。休みがきたら、お金が溜まったら、そんなことを言ってホリデーの機会を待つよりも、今日楽しむ。今楽しむ。

オンとオフを見事に使い分けながら、切り替えスイッチを自在に操れる、そんなシドニー流の生活スタイルはとてもバランスよく無理がない。

この街の遊ぶ場所の代表格は「ビーチ」。

シドニーにはビーチがないなんてとんでもない!アクセス可能なビーチが市内だけで有に20箇所を超える。サーフィン向きのビーチ、子どもや家族向きのビーチ、冬はここ、夏はここ、など入り組んだ海岸線によって異なる特徴を把握すれば、安全に楽しくビーチライフを味わうことができる。

サーフィン、ボディボード、ボディサーフィンなど、気軽に体験できるマリンスポーツにトライしてみてもいいかもしれない。

街のそこかしこに洒落たカフェがあり、早朝から美味しい香りを漂わせて、街行く人々の足を留めさせている。美味しいコーヒー一杯から一日が始まる人も少なくない。

メニューにはカプチーノ、フラットホワイト、カフェラテ、マキアート、モカ、ロングブラック、ショートブラックなど豊富なメニューが並ぶ。エスプレッソマシーンで一杯一杯丁寧に淹れるイタリアンコーヒーが主流である。

カフェ激戦区のシドニーは素敵なカフェしか生き残れない。スターバックス社は「オーストラリアの洗練されたコーヒー市場において苦戦を余儀なくされた」と、幾つかの店舗を残して撤退したほどだ。コーヒーのみならず、スイーツや食材にこだわった軽食を提供するカフェも多く、早朝から夕方まで多くの人の止まり木になっている。

人口の1/3は外国生まれ、話されている言語は140ヶ国語以上のシドニーは、その国際色の豊かさから当然食文化も多彩を極めている。1700年代開拓時代に遡れば英国人がほとんどだったこの港街は、今や堂々たる多国籍国家、そして多国籍料理の坩堝である。今では食すことができないものはないと言われるほど、世界各国の料理が楽しめる。

オーストラリアやイギリスをはじめ、日本食、中国、韓国、ベトナム、インドネシア、タイ、インド、スペイン、ドイツ、オランダ、フランス、ロシア、アフリカ、トルコ・・・それも移民が持ち込んだ本場の味を賞味できる。米や醤油は普通にスーパーで手に入るから、なつかしの味を家庭で再現も可能だ。

街中ではフレッシュ・ドリンク屋やアイスクリーム・スタンドなどはとっても人気の高いスポット。とても大きなカップやコーンに山盛りのドリンクやアイスクリームは、やっぱりオージーサイズなのだが、いつからかLLサイズに慣れてしまう自分がいるからコワイ。

オーストラリアのワイン製造の歴史は200年余りとまだ浅いが、生産地域の広いオーストラリアの生産量は今や世界第6位に名を連ねている。ワイン醸造技術の向上やブドウ畑の管理方法などについてさまざまな研究と実験がなされており、世界中のワイン産地がオーストラリアの先進的な取り組みの恩恵と影響を受けてきたといわれている。

ニュー・サウス・ウェールズ州はシドニーやキャンベラ(ACT)を中心にオーストラリアワインの発祥の地として知られ、全体の30%を超えるワインを生産している。シドニーから約2時間のハンター地区は赤ワイン、白ワインともに有名なワインの産地だから、ワイン好きは足を伸ばしてみるのも楽しいだろう。

ビールが人気の主流だったオーストラリアも、現在はワインの消費量も世界第10位。お値段もお手軽に5ドルくらいから売られており、30ドルも出せばたいそう立派なイベント用ワインが購入できる。毎日飲むにはコスパが良く、簡単に近くのボトルショップで手に入る15ドル前後のものを選ぶ人が多いようだ。

世界中のハイブランドがシドニーに市場を求めてやってくる。南半球という地理的な特異性があってか、半年前に北半球で流行したもの、そして半年後に流行させたいものがオーストラリアへやってくる。

多国籍都市の宿命か、デザインやサイズも幅広く扱っているショップが多く、日本では到底お目にかかれないようなド派手なカラーコンビネーションが散見されるのも特徴だ。ファストファッションからハイブランド、チープコスメやビックグブランド化粧品まで、色とりどりの商品が軒先をにぎわせる。

オーストラリア産のオーガニック系プロダクトやオイルなどはお土産にも人気だ。工業製品ではなく自然に作られたもの。ナチュラルが好きなオーストラリア人は自国の広大な土地を利用して作られたプロダクトが豊富だ。日本のショップとはまた違う、オーストラリア独特のセンスがここにはある。そして週末のマーケットなどでは、将来優良株の現地デザイナーの力作を発見できるかも。

この国らしいファッションといえば、やっぱり水着にビーサン(ビーチ・サンダル)!とは言っても、会社に行くのにそれはない。良くも悪くもファッションの先端、北半球から半期遅れてシーズンインのものも多いため、日本で購入したものがここでも使えるというのはよくある話。

全体的にカジュアル路線が強いため、普段からバリバリにキメてるひとは少なめといえる。しかし、ここ昨今は有名オージー・デザイナーも台等し、オシャレなブティックも少なくない。オセアニア=ダサい、は昔のハナシになった。洋服サイズは、日本の 11 号~ 13 号が標準サイズ。何でも大きめ、下着も大きめ。現地調達はサイズを問わないものに限定したほうがいい。

違いといえば、ナイトタイムは豪華絢爛、が西洋流。昼夜の差がない日本に比べ、ここでの夜は思いっきりカッコよくいきたいところだ。さまざまなイベントもファッションを競う場として、特に女性陣の腕の見せ所。ここもオンとオフを上手に切り替えるオーストラリアらしい文化といえよう。

美容・健康には意外と詳しいオージーたち。実際、美容といえばサロン、化粧品、マッサージなどの言葉が浮かぶが、ここオーストラリアではそればかりではない。ウォーキング、スポーツ、ビーチ、テニス、ゴルフなどなど、体を動かし美容と健康を保つのがオーストラリア流だ。音楽、お風呂グッズ、アロマ・オイルなどのリラクゼーション・グッズも美しさをたもつために必需品だ。

とりわけシドニーは都会ということもあり、格好良く健康を保つことにも優れている。仕事の前後にヨガ、仕事が終わったあとのジム、そしてアロマオイルをたいて栄養いっぱいの新鮮な野菜をたくさん食す、そんな方法で健康、しいては美容を保つのだ。

都会でも化粧に重きは置かない。バッチリ決めるのは夜の社交時のみという女性が多いけれど、毎朝必ず日焼け止めをたっぷり塗ることは忘れない。

滞在中一度は訪れてみたいのがスーパーマーケット。野菜やフルーツは基本すべてがキロ買い、一人暮らしでも大家族でも、好きなだけ袋に放り込んで購入するやり方だ。パックが大きいため、留学生には絶対にキロ買いがおススメ!

肉はオーストラリア産の赤肉が種類。外国産や冷凍品は人気がなく、オージービーフでかつ脂身の少ない肉が主流だ。魚も輸入品や冷凍よりも、取り扱い品のほとんどが生魚。スーパーはパックになっているものが多いため、一人分を買うならば肉屋、魚屋で好きな量を購入すると良いだろう。

パスタソース、チーズ、ヨーグルト、調味料、パンなどの種類の多さに驚く留学生は少なくない。またアジアンスーパーマケットに始まり、インディアン、イタリアンなど輸入食材を扱うスーパーマーケットもあるから、オーセンティックなものを手に入れたかったら足を運んでみるとおもしろい。マーケットで安く大量購入して友達と分け合うというのも上手な自炊の方法だ。

Seek to Beが開催する到着時のオリエンテーションの中で、滞在されるホームステイ先から学校やプログラムの開催場所までの公共交通機関についてしっかりとご説明します。
右も左もわからない土地で、翌日から一人で行動できるように教法提供をしますのでご安心ください。

電車

一日平均約100万人が利用するシドニーの主要な交通機関。セントラル駅を中心に10路線がシドニー全域をカバーしている。シドニーエリアすべての旅客電車は2階建てで、8車両で1,000人を一度に輸送できるようになっている。シドニー広域エリアをカバーしてはいるが、電車がないエリアもあるので注意が必要。電車が走っていないエリアはバスが主要交通機関となる。

バス

青と白の車体が目印のシドニーバス。路線には数字3桁のルート番号がつけられており、乗りたいバスのルート番号さえわかれば比較的簡単に利用することができる。ただしバス停に名前がなく、よってアナウンスもない。シドニーバスを制すればシドニーの交通を攻略したも同じ。都市部だけではなく郊外にも自由自在に乗り継ぐことができるようになる。

フェリー

電車やバスと同じように、フェリーもシドニーでは重要な交通機関。特にシティ対岸へ行く際は渋滞のないフェリーを上手に利用すれば、週末でも時間に余裕を持って観光ができるだろう。発着の基点となっているサーキュラキーから全てのフェリーが出ており、乗り降りは非常に簡単。世界三大美港のシドニー、一度はフェリーに乗って対岸に出かけたいものだ。

タクシー・水上タクシー

タクシースタンドへ行けば常時客待ちをしているタクシーがいるか、定期的にタクシーが回ってくるため確実に乗車することができる。日本のように流しのタクシーも走っており、手を上げれば道路脇で停まってくれる。街の真ん中に湾が横たわる港町のシドニーでは、車のタクシーのほか便利な水上タクシーというのも走っているから、大急ぎの移動には大活躍だ。

短期滞在、長期滞在によって予算は大きく変わります。短期であればホームステイで提供されないランチや交通費、あとはお小遣いを考えるだけで良いでしょう。長期で滞在する場合は生活スタイルによって、食費やお小遣いの金額は大きく変わります。アルバイトをするかしないかでも生活予算は異なるでしょう。

以下はあくまでも目安ですが、学校へ行く場合は授業に差し支えない程度にアルバイトをしながら生活したいもの。その分を見越した持参金は必要でしょう。

短期滞在者の場合(滞在はホームステイのみ)

短期滞在者の場合ですでにホームステイやプログラムをお申し込みの場合、必要なのはランチ代、交通費、小遣い(観光・お土産含む)のみでしょう。オーストラリアドルの現金とクレジットカードをうまく使い分けて、現金が大量に残らないようにしたいものです。

短期滞在者 1週間の支出の目安
ランチ:$30~50
交通費 :$30~60
小遣い:滞在中の生活によって異なる

一般的には1週間100ドル~200ドルを目安にオーストラリアドルへ両替される方が多いようです。小遣いは現地での観光費用やお土産、外食などを含みます。あくまでも個人差がありますから、クレジットカードの使用も考慮しながら、滞在中に何をしたいかを考えると良いでしょう。

長期滞在者の場合

ワーキングホリデービザや学生ビザで長期滞在をする場合、住まいはシェアハウスが一般的。その中でもオウンルーム(個人部屋)かシェアルーム(共同部屋)かによって1週間の予算が異なります。また行動範囲、飲酒や喫煙などによっても必要な金額は大きく違ってきます。

学生ビザは週20時間までの就労が認められていますが、アルバイトだけではすべての支出をまかなえない場合もあるでしょう。ワーキングホリデービザの場合、時間数の上限がないことから、収入=支出、つまり普段の生活費はアルバイトでまかない、日本からの持参金は特別なショッピングや旅行などに充てるという留学生が多くみられます。

質素さん

  • 日本食レストランでバイトの掛け持ち
  • $300weekly
  • シェアルーム $170
  • 光熱費 家賃込み
  • 食費 $50
  • 交通費 $0
  • 小遣い $40
  • 携帯電話・インターネット $10
  • その他 $30

普通さん

  • バイトもそこそこ、遊びもそこそこ!
  • $435weekly
  • シェアルーム/オウンルーム $200
  • 光熱費 家賃込み
  • 食費 $70
  • 交通費 $30
  • 小遣い $70
  • 携帯電話・インターネット $15
  • その他 $50

贅沢さん

  • 通学中。もっぱら外食と楽しい日々
  • $600weekly
  • オウンルーム $250
  • 光熱費 家賃込み
  • 食費 $100
  • 交通費 $50
  • 小遣い $100
  • 携帯電話・インターネット $20
  • その他 $80

東京 VS シドニー 物価比較

■■■東京のほうが安いもの■■■

洋服/靴/鞄などのファッション・車・電化製品・本・文房具・外食費一般・公共交通機関・惣菜・たばこ・カラオケ・公的書類発行費・サービス全般 ほか

■■■シドニーのほうが安いもの■■■

果物/肉などの食料品全般・レンタカー/飛行機代などの旅行全般・ガソリン代・美容室・携帯電話代・電話/ガスなどの光熱費全般・家賃(広さ比較)・道路交通費・ビール・映画・学費ほか

シドニーは東京に比べ工業製品や人の手が加わったサービスなどが高い。対して、生活の基盤となる肉、野菜を含む食料品は東京よりも安価といえるだろう。家賃は東京よりも高い印象があるが、広さ比較をすると東京のほうが高いことがわかる。

またシドニーでは商品はメーカー希望小売価格で販売されず、販売店の裁量で物の値段がきまる。よってより安い店、より新鮮なものを取り扱う店に人が流れることになり、生活している間にどこで何を買うのがベストかわかるようになるだろう。

交通費・レント(家賃)

住んでいる場所やスタイルによって様々。シティでシェアをしている場合、レントは高いが交通費がかからない。反対に郊外に住めばレントは抑えられるが交通費がかさむ。

どこに住み、どのような仕事をどこでするのか。生活スタイルによってもこれらにかかる費用は大きくかわってくるといえよう。シェアの目安は一週間170ドル~250ドルとしておけば、どこに住んでも払い過ぎは避けられるだろう。ちなみにホームステイは食費や光熱費も込みの個人部屋だから、シェアと大きく料金は変わらない。

食費

1週間60ドル~80ドルが目安。ただし毎日ちゃんと食事を作っている人に限られ、外食が好きな人、パーティが好きな人は当然エンゲル係数が高くなるので気をつけよう。

日本食レストランで働くと、たいてい就業時間は賄いが出るので、この方法で食費を節約している学生やワーキングホリデーメーカーは多数。ひとり暮らしとなると健康が二の次になってしまう、特に男性陣、ここは料理の勉強でもして一石二鳥を狙ってはどうだろう?節約のあまり健康を害しては本末転倒だから。

携帯電話・インターネット

日本と同様、色々なプランで契約することができる。学生やワーキングホリデーメーカーが多く使っているプランは一ヶ月30ドル~。契約会社やプランによっては、夜の時間帯なら一定期間無料通話ができたり、同じ契約会社同士ならお安く話ができるものもある。

プリペイドや番号レンタルを含め、最近は様々なプランと会社が出てきているので、自分の生活スタイルにあったプランや会社を選びたい。なお契約期間は1ヶ月からできる携帯電話会社があるのでご安心を。

その他

パーティ大好き、お買い物大好きといった諸君。生活費とはいえこの交際費になる部分が結構かかる可能性あり。また女性の化粧品なども諸経費として必要だ。なんだかんだと気がつけば銀行の残高が寂しくなっているのは海外生活だけではあるまい。

これを気に、手帳に出費を書き込んでみたり、必要経費の計算をしてみるのも将来のためかも。せっかく海外に来たのだからと羽目を外しすぎると、早期帰国となりますぞ。